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デジタル電源システムの設計例を紹介します。
この設計例はフラッシュライトに使用されている電源システムです。
この機器にはフラッシュ用高電圧(310V)、冷却するためのペルチェ素子用高電流低電圧(3V 3A)、モーター用低電圧(3V)の３電源が用いられています。これらの電源にスイッチングレギュレータICを用いると部品点数が多くなってしまいます。
そこでその機器ではマイコン処理によるデジタル電源を採用しています。
写真１は基板表側の写真で、青色の３つのインダクター（コイル）を使用しています。１つは昇圧型スイッチング電源、２つは降圧型スイッチング電源に使用しています。
写真２は基板裏側の写真でマイコンと表示、スイッチおよび周辺回路が実装されています。
３つの電源の電圧はマイコンのADCによって読み込まれ、PWM駆動でMOS-FETを駆動してインダクターによって電圧変換しています。
このようにマイコンによるデジタル電源を使用することにより、表示やスイッチの操作による処理と電源を同じシステムに載せることができ、大幅なコストダウンが見込まれます。
写真をクリックすると大きくなります。
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写真１ デジタル電源システム基板表側 |
写真２ デジタル電源システム基板裏側 |
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安田電子設計事務所にはデジタル電源システムの設計技術がありますので、各種デジタル電源システムを提供できます。
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